RotNcData.exe

 
「えぇ〜〜? 座標軸回転に対応していない機械があったの〜〜??」 (^^;

ワークのセッティングの都合などで、NCデータ通りの座標にセットできない場合ってありますよね。
そんな場合、通常は機械側で座標軸を回転して対応していることと思います。
でも、10数年前の機械が、オプションだったらしく、これに対応できなかったんです。

さらには、その機械が横型なもので、このような機会が多いんですよね (^^;
そのたびに、「データを90度回してくれ〜」 ってくるんです。
私がいるときならいいのですが、不在のときになんかには、加工が後回しになっちゃうんですよ。

さすがに、それは具合悪いということで、90度単位での回転に対応できるように作成したものです。

X、Y の符号を含めた対応付けによって、ごく単純に回転したデータに変換しています。

当初は、座標軸回転に対応していない機械用にと思って作成したものですが、
対応している機械でも、最近は利用しているみたいですね。
オペレーターの話では、「勘違いしやすいので、直せるものなら直したい」 のだそうです。

なので、公開することにしました。現場に置くと便利だと思います。

よかったら、お試しください。


RotNcData.exe ダウンロード (RTNC_100.exe : 263KB)

 

使用方法
基本的な画面は、つぎの2つです。メイン画面と、ファイル選択ダイアログになります。


  NC DATA ADD
ボタン
 ファイル選択のダイアログが起動します。 選択されたファイルは、メイン画面のリストボックスに反映されます。 ダイアログで、複数の選択も可能です。

 また、ファイルの種類は、INI FILE 内で設定可能です。 インストールフォルダーの RotNcData.ini を、テキストエディターで開き、DialogFilter の項目を、デフォルト設定にならって編集してください。
  DELL ボタン  リストボックスで選択されているファイルを削除します。
  Rotation  ドロップダウンリストに、90、180、−90 の項目が設定されています。 
回転したい角度を選択します。このとき、回転の正方向は、反時計回りです。
  RUN ボタン  ドロップダウンリストで選択された角度に従って、NCデータの編集を実行します。 編集済みファイルは、それぞれ _rot90、_rot180、_rot270、が付加された名前で出力されます。元データは編集されること無く、そのまま残ります。

 

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