SetONo.exe

 2次元 NC 加工データを、どのように作成していますか? CAM にまかせて、粗加工から仕上げまでのパスですか? 径補正を利用した仕上げラインのみのパスで 大径→小径 まで、ひとつのファイルでですか? それとも・・・・・

 オペレーターの熟練度が増すにつれ、融通の利かない加工データが敬遠されてきているのではないでしょうか。 それぞれ条件の異なる切削に対して、単独のNCデータが要求されてきます。 使用する工具径ごと、加工する高さごと、など、型によっては 100 を超えるデータ数になってしまうこともあります。 そんなとき、どのように整理して渡せば、少しでも解りやすいのだろう?

 プログラム番号が重複しているなんて最悪ですよね。 また、オペレーターが独自に作成、保存してあるプログラム領域も避けたいところです。

 そんな背景で作成したのが、「SetONo.exe」 です。 プログラム番号の付いていない NC File をピックアップし、スタート番号からその順で、データ先頭 および ファイル名先頭に O番号 を付加するアプリケーションです。
 

SetONo.exe ダウンロード (STON_100.exe : 261KB)

使用方法
基本的な画面は、つぎの2つです。メイン画面と、ファイル選択ダイアログになります。



  Set O No  最初のファイルに付ける、プログラム番号を指定します。 この図の場合、最初に選択されたファイルに 「O0100」 が付けられます。 2番目のファイルは 「O0101」、その次は 「O0102」 ・・・ になります。
  FILE ボタン  ファイル選択のダイアログが起動します。 選択されたファイルは、メイン画面のリストボックスに反映されます。 ダイアログで、複数の選択も可能ですが、このときの選択順は、ダイアログに表示されている順番に一致することに注意してください。
 
 また、ファイルの種類は、INI FILE 内で設定可能です。 インストールフォルダーの SetONo.ini を、テキストエディターで開き、DialogFilter の項目を、デフォルト設定に倣って編集してください。
  RUN ボタン  リストボックスに表示されたファイルに、プログラム番号を付ける作業を実行します。 ファイル内の先頭 (% の次の行) およびファイル名の先頭 (例: 25r-1.nc に O0100 が付けられた場合、O0100_25r-1.nc になる) にプログラム番号が付加されます。 このとき、出力ファイル名と同じ名前のファイルが存在した場合、確認なしに上書きされる仕様になっていますので、注意してください。
  CLEAR ボタン  リストボックスに表示されているファイルを、全て削除します。

 

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