TrMTLEdit.exe


概要

TrMTLEdit は、NCデータを検証するための試し切削支援ツール TRYCUT2000/3000 の機械定義ファイルを作成・編集するためのアプリケーションです。
このアプリケーションを実行するには、VBランタイム および TrMTLEdit.mes (文字列定義ファイル) が必要になります。

機能

フォーム上の各項目を指定することで、TRYCUT2000/3000 の機械定義ファイルを出力します。
既存のファイルの読み込みも可能で、その内容を編集することを目的とします。

TrMTLEdit.exe ダウンロード (TRMTL105.exe : 450KB)
(Windows7 対応版 インストーラ)

インストールしたにもかかわらず、アプリケーションが実行できない場合
VBランタイム が見つからない可能性があります。
Topページより、記載された方法で入手してください。



使用方法

TrMTLEdit メイン画面


MTL FILE ボタン

ファイル選択ダイアログが起動します。機械定義ファイルを選択してください。ファイル名はテキストボックスに反映されます。テキストボックスは直接入力はできません。ダイアログを起動しで入力を行ってください。
また、枠内にドラッグアンドドロップが可能です。ただし、拡張子 ".mtl" 以外は無視されます。
    

登録ボタン

フォームで指定した内容を、テキストボックスに表示されているファイルに出力します。

 

終了ボタン

アプリケーションを終了します。

  編集ボタン

選択されたアタッチメントを編集する画面が起動します。

  追加ボタン 新たにアタッチメント定義を追加するときに使用します。
アタッチメント番号は、直後に表示されるインプットボックスで指定します。
  削除ボタン 選択されたアタッチメント定義を削除します。

アタッチメント一覧

登録されているアタッチメントが表示されます。
アタッチメントが選択されると、右のビューに形状が表示されます。
ダブルクリックした場合は、編集の処理が行われます。

   

各指定項目

それぞれの内容については、TRYCUT2000/3000 のヘルプを参照してください。
ここでは、操作に関する部分を記述します。

機械名称

機械名を自由に20文字以内で登録できます。

  ストローク 機械の、X,Y,Z各軸のストロークを登録できます。機械識別の情報として利用してください。
  自動工具交換方法  DIRECT、WEIT、WEIT2 の項目から選択してください。
 
以下のの項目は、数値に 0 を指定すると 「未設定」 として処理され、機械定義ファイルには出力されません。

  工具交換時間  
  全軸設定 最大送り速度
  各軸設定 最大送り速度
最大加速度
早送り速度
早送り加速度
  アタッチメント  
    起動時
アタッチメント番号
TRYCUT2000/3000 起動時に装着されるアタッチメント番号を指定します。
定義されていない番号も設定できますが、TRYCUT2000/3000 側で無視されます。
     

 

アタッチメント編集画面

   
  アタッチメント番号 編集中のアタッチメント番号が表示されます。
これが変更された場合、「表示ボタン」 がアクティブになります。番号の指定が完了したらこれを押し、その番号を有効にしてください。
  各段、幅、高さ アタッチメント定義の要領に従って入力してください。
入力された数値は即座に右のビューに反映され、概形が表示されます。
  登録ボタン アクティブのアタッチメント番号を、表示中のデータで登録します。
  閉じるボタン アタッチメント編集画面を閉じ、メイン画面をアクティブにします。
 
TrMTLEdit.mes  TrMTLEdit.exe の文字列定義ファイルです。このファイルは、exe と同一のフォルダー内になくてはいけません。これが見つからない場合、アプリケーションは実行されません。
TrMTLEdit.ini
TrMTLEdit.exe の初期化ファイルです。このファイルが見つからないときには、デフォルトファイルをインストールホルダーに作成します。

 

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